令和五年度神幸祭
(9・30〜10・8)


第一日目(土)
(9月30日)


オイデマツリ
第18回ちびっ子相撲大会(午前9時半〜)
花傘総参宮(午後7時頃〜9時頃)
神賑奉納行事:民謡・民舞 
若柳流吟峰会(午後7時〜・於、能舞台)



第二日目(日)
(10月1日)


***



第三日目(月)
(10月2日)


***


第四日目(火)
(10月3日)


神賑奉納行事:詩吟 
静吟詩堂吟詠会(午後2時〜・於、能舞台)



第五日目(水)
(10月4日)


神賑奉納行事:尺八 
石道鶉山尺八教室(午後7時〜・於、能舞台)

夜、武者組具足飾りつけ



第六日目(木)
(10月5日)


***


第七日目(金)
(10月6日)


***


第八日目(土)
(10月7日)


宵宮祭
花傘総参宮(表門付近午後7時頃〜9時頃)
オクライモライ(猿田講社、武者組、皇馬)



最終日(日)
(10月8日)
神輿巡幸


出発時刻

行事/
団体名

宮入時刻

(交通事情により、
前後する恐れがあります。
予めご了承下さい)
午前5時
発輿祭
    ***

午前7時半

獅々若
午後3時

午前8時

猿田講社
午後5時

午前9時
※JR桃山駅より出発

神輿A班
鵜鳥型
午後8時

午前9時10分

神輿B班
神明型
午後7時半

午前9時

武者行列(奴振りはありません)
午後4時

午前10時20分

稚児行列
   午後0時20分

午前10時半

神輿C班
鵜鳥型
午後5時半



神幸祭について

明治時代以前は旧暦九月九日即ち『重陽の節句』(菊の節句)に行われていたもので、
伏見九郷(石井(いわい)・森・船津・即成就院・山・北尾・北内・久米・法案寺の各村)
の総鎮守の祭りであった。
それ故に古来『伏見祭』とも称せられ、洛南随一の大祭として聞こえている。

神幸祭は10月10日(現在は10月上旬)
早朝より一年に一度、御香宮大神様が、氏子区域内を
『幸(みゆき)』(巡幸)される祭である。

この祭の特徴はお迎え提灯として、各町内より『花傘』が神社に多く参拝するのが有名で、
別名『花傘まつり』とも称せられている。
花傘は室町時代の『風流笠(ふりゅうがさ)』の伝統を今に伝えるもので、看聞御記応永二十八年(1412)
九月九日の条に『風流笠四五本・・・風流笠不入門内。竹薮ヲ切開被入之』とある。
この記録からも知られるように、当時から相当立派な傘が出ていた様子が伺い知れる。
それが江戸時代には『風流燈籠練物』として発達してきた。そして現在、
六百年にわたる伝統の上に花傘が年々町内の人々の趣向を凝らした姿で祭礼に参加するのである。
花傘の総参宮日は、一日目と八日目の夕刻七時頃から九時頃まで、
各町内より『アラウンヨイヨイ、アラウントマカセ』の掛け声も勇ましく、
伏見随一の繁華街大手筋を上がって神社に参拝する。


神幸祭の中心は神輿渡御であり、旧神輿は、徳川家康の孫娘、千姫の初誕祝いに奉納された。
通称『千姫神輿』は、日本一重い神輿として氏子の自慢の一つであったが余りにも重く、今はかけない。
現在は、境内見所に保管されており、祭礼期間中のみ、見学ができる。
昭和三十七年、千姫神輿にかわって鵜鳥型と神明型(雁又)の二基を新調、
昭和六十二年神輿一基を新調して渡御している。


この祭の九日間、境内には百数十軒の露店が並び、昼夜を問わず参拝者の絶える間が無く、
特に、八、九日目は多数の群集が参拝される。
またこの期間、氏子有志が数々の神賑行事を奉納している。




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